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春を告げるミモザと感謝の気持ち

島田 直行 弁護士:島田 直行 投稿日:2025.03.07

この時期になると、毎年スタッフにミモザの花を贈ることにしています。今年も、日頃お世話になっているスタッフ一人ひとりに、一言のメッセージを添えて、ささやかなミモザの花束を送りました。

ミモザの花を見ると、春の訪れを感じます。とはいえ、用意するのは本当に少量で、それぞれに小さな一房ずつ渡す程度です。それでも、こうして花を贈ること自体に意味があるのではないかと思っています。

私たちは、誰かに何かをしてもらったときに感謝の気持ちを抱くものですが、それを言葉や形にして伝えることが得意ではないことが多いのではないでしょうか。決して高価なものを贈る必要はありません。大切なのは、折に触れてきちんと感謝を表し、伝えることだと思います。

私自身、不器用な性格で、感謝の気持ちをうまく言葉にするのが苦手です。だからこそ、花を贈るという方法が自分に合っていると感じます。自分なりに花を選び、ほんのわずかでも贈る。それだけで、気持ちは伝わるものです。花をもらって嫌な気持ちになる人は、ほとんどいないでしょう。

もちろん、花を贈ったからといって、スタッフに感謝してもらおうとは全く思っていません。むしろ、私のほうこそ「いつもありがとう」と感じているのです。弁護士としてできることは限られていますが、事務所が円滑に運営できているのは、間違いなくスタッフ一人ひとりの努力のおかげです。事務所を構えて年数が経つほど、その思いは強くなっています。

だからこそ、日々の中でちょっとしたイベントを大切にしたい。感謝の気持ちを形にすることが、相手を尊重することにもつながると思います。

私の事務所は、いわゆる家族経営的なスタイルを大切にしています。少人数で、お互いに支え合いながら仕事を進めていく形です。家族的な経営というと、時代遅れのように感じるかもしれませんが、私はむしろこれからの時代にこそ必要な形なのではないかと思っています。少なくとも、私の事務所はそうした方針で運営していきたいと考えています。

家族的な組織を作るうえで大切なのは、お互いに気遣い、感謝の気持ちを伝えること。そうした当たり前のことを、当たり前に実践することが、強い組織を作る基盤になるのではないでしょうか。

皆さんも、ぜひ身近な人への感謝の気持ちを形にして伝えてみてはいかがでしょうか。感謝を伝えることで、相手の私たちへの見方も自然と変わるものです。何気ない行動が、良い関係を築く一歩になるかもしれません。

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