
「分かってるのにやってしまう」──ラーメンと野菜ジュースの話
弁護士:島田 直行
投稿日:2025.04.01
人間って本当に不思議なもので、「こうするとだいたい失敗する」と分かっているのに、つい同じことを繰り返してしまうことがありますよね。今日は、そんな自分の“分かってるのにやってしまう”話をひとつ。
お昼どき、忙しさにかまけて、またもやインスタントラーメンに手を伸ばしてしまいました。本当は、もっと栄養のあるものを食べたほうがいいに決まっています。「たまには野菜を食べたら?」とよく言われるのですが、忙しかったり、面倒くさかったりすると、どうしてもお湯を注ぐだけで完成するラーメンの魅力に抗えません。
しかも、ラーメンを食べるとちょっとした満足感が得られるんですよね。これがまた厄介で、「わかってるのにやってしまう」行動をさらに助長します。
で、ラーメンを食べ終えたあとにふと我に返るのです。「ああ、これだけじゃさすがに良くないよな」と。そう思って、自分を少しでも慰めようと手に取るのが野菜ジュース。コンビニの棚の前で、「これくらいは…」と自分に言い訳しながら買ってしまいます。
もちろん、野菜ジュース1本でラーメンの栄養バランスが劇的に良くなるわけではないと分かっています。でも、何となく罪悪感を打ち消したくて。もはや半ば強迫観念のように、「飲まなきゃ」と感じてしまうのです。
そして最終的には、胃もたれに襲われて、太田胃散のお世話になるという結末。自分でも「なんでまた…」と頭を抱えるのですが、気づけばまたやってしまっている。まるで“歴史は繰り返す”ならぬ、“昼食は韻を踏む”です。
アドラー心理学の言葉を借りるなら、「胃もたれになりたいから、ラーメンを食べている」ということになるのかもしれません。でも、そんな意図があるわけでもなく、ただただ流されているような感覚のほうが近い気がします。
こういうこと、きっと誰にでもあるのではないでしょうか。「やらなきゃよかった」と思いながら、ついまたやってしまう。反省しても改善されない。人間の行動って、理屈だけでは説明できない複雑さがありますよね。
それでも、ラーメンを食べているときの幸福感はたしかにあるし、それが完全に悪いとも言い切れない。だから余計に難しい。正解のない迷路を行ったり来たりしているような気がします。
そんなことを、インスタントラーメンを食べたあとの重たい胃の中で、ぼんやりと思いながら書いています。今日こそは、次の昼ごはんをもう少し工夫してみようかな……と、一応は思っているのですが、さてどうなることやら。
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