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身体で思考すること

島田 直行 弁護士:島田 直行 投稿日:2025.03.20

今日は春分の日。気がつけば、帰宅する時間の空がずいぶんと明るくなってきました。ついこの間まで真っ黒な空の下を帰っていたのに、月日が流れるのは本当に早いものですね。こんな話をブログで何度も書いている気もしますが、それだけ季節の移り変わりに敏感になっているのかもしれません。

さて、今日は最近悩んでいることがあり、事務所の近くを1時間ほど散歩しました。「悩んでいる」というよりは、「どのように展開していくべきか」と戦略を練っていた、という方が正確かもしれません。

弁護士の仕事はどうしてもオフィスにこもり、調査や検討を重ねることが中心になりがちです。しかし、同じ場所にいると考えが固定化してしまうことがあります。特に、自分のデスクの前でPCの画面を見つめ続けていても、なかなかクリエイティブな発想には至りません。どうしても既存のアイデアに引っ張られ、効率性ばかりを優先してしまいます。

そこで、私が大切にしているのが「物理的に場所を変えること」です。

歩くことが健康に良いだけでなく、思考の整理にも役立つというのは、よく言われることです。私の周りのビジネスパーソンも、歩くことを習慣にしている人が多いように思います。歩くことで環境が次々と変わり、それが自然な刺激を与えてくれます。机の前に座っていると、周囲の環境が変わらず、かえって集中しにくいこともあります。加えて、突然の電話や話しかけによって思考が中断されることも少なくありません。

この時代、私たちは日々大量の情報にさらされています。集中して考えるためには、その情報のノイズから身を離すことが必要です。デジタルデバイスから離れたとしても、情報は次々と流れ込んできます。だからこそ、物理的に普段の環境とは違う場所へ行くことで、思考のリズムを変えるのが効果的なのです。

散歩は、そうした意味で非常に効率的です。歩くことで周囲の景色が変わり、新たな刺激を受ける。その結果、考え方にも変化が生まれます。特に、方針が定まらない時には、散歩をして気分転換をするようにしています。流れる風、遠くから聞こえる音——そうした五感を刺激する要素が、思考の流れをスムーズにしてくれるのです。

とはいえ、遠くに行くわけではなく、見慣れた街並みを歩くだけでも十分な効果があります。それでも、事務所にいる時とは圧倒的に異なる情報量を得ることができます。

時には、人と話をする時にも歩きながら話すことがあります。その方が、話がスムーズに進み、効率的に思考を整理できるように感じるからです。私たちは、思考を「頭で考えるもの」と捉えがちですが、実は体全体で行うものではないかと思うことがあります。本当に身についた知識やスキルは、意識せずとも体が動くものです。それは、思考が高速に処理され、考えていることすら意識しないレベルになっているからではないでしょうか。

私自身、運動神経が良いわけではありませんが、歩くことならできます。そして、歩くことで自分の中のリズムが整い、思考のペースも効率的になります。こうした経験は、おそらく多くの方が持っているのではないでしょうか。考えに詰まった時に、ふと違う場所へ歩いて行ってみたり、軽く走ってみたりすることで、思考が整理されることは少なくありません。

現代社会では、私たちはあまりにも多くのことを考えなければならず、脳だけで処理しようとするとすぐに疲れてしまいます。だからこそ、体全体を使って考えることをもっと大切にしていきたいと思います。

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