職種内容

担当していただきたい仕事の内容

「法律事務所で勤務してみよう」と興味をもって具体的な業務内容のイメージがわかないでしょう。なんとなく弁護士をサポートするという程度のものかもしれません。そこで「こんなはずではなかった」という採用のミスマッチをなくすために事務所スタッフの業務の概要について説明をしておきます。具体的な内容としては,①秘書業務②作業補助③広報活動に区別されます。

秘書業務とはなにか

弁護士は,依頼者との相談や法廷への出席などで基本的に時間がない状況が続いています。そのすべてを弁護士が単独で担うのは現実的に無理なことです。弁護士ができるだけ自分の時間を確保できるように側面からサポートしてもらうのが秘書業務ということになります。これは役割分担の問題であって「弁護士だから偉い」というものではありません。それぞれができる範囲で責任を果たしていくということです。秘書業務は多岐にわたりますが代表的なものとしては次のようなものがあります。

  • 弁護士のスケジュールの調整
  • 相談者あるいは裁判所からの電話対応
  • 慶弔などの手配
  • お礼状の送付
  • 資料のファイリング
  • 設備の予約

なお秘書としてのマナー研修も定期的に開催しています。マナーが人を作ると考えているからです。「マナーなんてこだわりたくない」という方は応募なさるべきではありません。

作業補助とはなにか

作業補助とは,定型的な書面あるいは裁判用資料などを弁護士の指示のもとで作成してもらうことです。こういった作業については,ゼロベースで教えていきますので知識などは不問です。キャリアに応じて単純なものから複雑なものへと依頼する内容を変えていきます。ここで大事になるスキルは「わかりやすい文章を書く」ということです。これについて時間をかけてしっかり育成していきます。なぜななら文章を書く能力は一生ものの武器になるからです。これはいかなる職場でも重宝されます。

事務所ではできるだけIT化をすすめて手作業のプロセスをなくすようにしています。入社した方はあまりにも作業がIT化しているので驚くことがあります。これはひとえに生産性を向上させたいからです。大事なのは「がんばる」という精神論ではなく「いかにがんばるか」という方法論です。ITスキルの向上についても講習を開催するようにしています。

広報活動とはなにか

サービスは,それをきちんとデザインして第三者に伝えることが必要です。そういった情報のデザインを広報と位置づけています。広告のように不特定多数の方を相手にするのではなく「情報を求めているひとに適切に情報を送る」というイメージです。こういった広報活動に事務所ではチカラをいれています。スタッフにおいて広報活動の企画から運営を任せるようにしています。具体的には次のようなことをしてもらっています。

  • セミナーの企画・運営
  • メディアからの取材依頼などの対応
  • 執筆活動のタイムスケジュールの管理
  • 講演依頼の調整
  • ホームページの運用

採用条件など